え?THE BEATLES まだ聴いた事がないって?そんな初心者必見。この4枚から聴けば大丈夫!!

ビートルズって名前くらいは知ってる。

結構、昔のバンド?教科書で見た事ある。

マッシュルームの4人組?

大体、好きなアーティストはビートルズ好きって言ってる。

でも聴いた事ない。

なんか、古臭い感じするし合わなさそう。

ダサそう。

あまりに皆が良いと言うので逆に聴かないようにしてる。

そんなアナタは、めちゃくちゃ損してます。

ベートーベンやバッハ、モーツァルトは僕達と

生きている時代が違いますよね?

でもビートルズは、同じ時代を生きている。

そんな僕らが、彼らの音楽をまだ聴いていないというのは、勿体ない。

何枚もアルバムあるし、どれから聴いたら良いかわからない。

そんなアナタにどのアルバムから聴けば良いかも紹介します。

この記事がビートルズを知らないアナタが、彼らとの出会いとなれたら

幸いです。

THE BEATLESって何?

僕が、つらつら彼らの歴史を書き綴るより

Wikipedia先生の超親切な情報があるので、細かい説明はそちらを

参照していただき、ここでは超ざっくり紹介します。

20世紀、最も世界を熱狂させたイギリスのバンド

イギリスの港町リバプールで結成され、

1962年にシングル「ラブ・ミー・ドゥ」でレコードデビュー。

世界中を「ビートルズ旋風」で荒らしまっくて(いろんな意味で)

数々の偉業を成し遂げる。

ポール・マッカートニーが他メンバー3人に対して裁判を起こして

1971年3月12日にバンドは解散。

公式オリジナルアルバムは12枚。※解散後に発表されたベスト盤などは省く。

オリジナルシングルは22枚。

決して長いキャリアのバンドではなかった彼らだったが

今もなお、世界中で彼らの音楽は鳴り響いている。

メンバーは?

ジョン・レノン(1940-1980)ギター・ボーカル他

ビートルズの前進バンド「クオリーメン」を結成し

その時からリーダー。バンド内一のヤンチャで兄貴的な存在。

演奏技術などのテクニック的な部分よりも心象的な部分で

注目されているが、リズムギターめちゃくちゃ上手い。

1980年12月8日、ファンによる銃弾で残念ながら亡くなっている。

ポール・マッカートニー(1962-)ベース・ボーカル他

「クオリーメン」時代からの相棒。ジョンより年下だが

絶大な信頼の元数々の名曲を共作している。

基本的に陽気な感じしかしない。左利き。

おそらく、誰よりもビートルズを愛していた様に感じる。

メンバーの心がバンドから離れていく時に

孤軍奮闘してビートルズをなんとか存続させようとした。

現在70代後半であるが、今もなお現役で2時間以上のステージを

休憩なしでやりきる、まさにレジェンド。

ジョージ・ハリスン(1943-2001)ギター・ボーカル他

ハリソンじゃなくでハリ「ス」ン。

リードギターの腕前は素晴らしく、歌も歌える。

しかも、コーラスのなかなか難しいパートを担当しており

音楽的な才能がめちゃくちゃあった。にも関わらず、

一番年下だったため、結構長い間無下に扱われる。

また、レノン・マッカートニーという最強のタッグを前に

自身の曲を認めさせるには、困難であったが次第に力をつけ

バンドの代表曲を作るまでになった。

静かなビートルと呼ばれたが、最も革新的でありバンドにインド音楽など

様々なテイストを加えたメンバー。毒強め。2001年肺ガンと脳腫瘍のため死去。

リンゴ・スター(1940-)ドラム・ボーカル他

日本で自分の名前をいじったフレーズを言わされるお酒のCMに

出ちゃうくらい陽気なキャラ。ドラミングは結構独特。

他のメンバーよりも早くプロのミュージシャンとして活躍していた。

三人の天才達の中で、マイペースで自分を保ち続けた彼こそ偉人であったのでは

ないだろうか?

元メンバー

スチュアート・サトクリフ(1940-1962)ベース

ジョンの親友で画家志望。1960年に自身が描いた絵が高値で売れ

ジョンとポールに説得されベースを買わされた後、バンドに加入。

結局、技術不足からポールに強く当たられる。その背景にジョンとの

関係に嫉妬していたとポール本人も発言している。

1961年4月のビートルズハンブルク巡業の後、画家の道に専念するという事で

バンドを脱退。1962年脳出血で21年の短い生涯を閉じた。

ピート・ベスト(1941-)ドラム

リンゴの前任のドラマー。当時はジョン以上の人気があったイケメンドラマー。

当人同士の話が食い違っている為、バンド解雇の理由や背景は定かではない。

ただ、彼自身はひどく打ちのめされたと語っている。

デビュー直前に、突然の解雇をマネージャーのブライアン・エプスタインから

言い渡され、その後バンドは大成功する。

バンドが人気になればなるほど、彼自身の心を苦しめた。

マスコミはバンドを堕としいれるネタを彼から聞き出そうと

何度も大金をちらつかせたが、それらを一切拒否する。

弟と共にビートルズのトレビュートバンドをやっておりアルバムも出している。

THE BEATLESって何が良いの?

世界中には、たくさんの名作と呼ばれる作品が存在している。

何が良いモノなのかという定義については、たくさんの作品があるのと同様に

無数に存在していて、一概に断定はできない。

その中で、その作品が人々に支持され続けている年数は

1つの指標ではないかと考える。

ビートルズは1962年に産声を上げた。2020年代に入った今日、

約60年たった今も世界中で愛されているという事は

そのバンドの素晴らしさが世代を越えても伝わっている証拠であると確信する。

ビートルズ以外にも1960年代当時はたくさんの音楽があったはずだ。

そのほとんどは、歴史の影に埋もれてしまった。

彼ら自身も含めて周囲では、たくさんの騒動も起こっている。

しかし、現在そういった話題性は表には出てこない。

つまり、純粋に音楽のみで誕生から60年経った今も、世界中に受け入れられ

彼らの歌は鳴り響いている。そして、新たなファンが誕生し続けている。

しかも、彼らはもう解散していて、うちメンバー二人は亡くなっている。

再結成はあり得ないし、新しい発信はできない状態なのだ。

なのにも関わらず、彼らにこれほどまでに影響力があるのは何故なのか?

それは、もう文字では説明できない。

実際に、彼らの音楽に触れなければそれを知ることはできない。

んで、何を聴けば良いの?必聴アルバム4選

ここでは、これからビートルズを聴き始める方にオススメする

厳選4枚を紹介。※ベスト盤は今回は外している。

リボルバー(英1966年8月5日発売 7枚目)

前作「ラバーソウル」と共に、それまでのアイドル路線から一転し

アーティストへと変わっていく時代のアルバム。

あまり一般的には知られていない名曲がずらりと収録されている。

オープニングのジョージ作曲の「タックスマン」は、ジョージの不思議な

カウントから入って、ポールのトリッキーなギターソロと

後半に進むにつれて激しくなるこれまたポールのベースが印象的。

「エリナー・リグビー」「イエローサブマリン」という定番曲も収録されている。

ドラッグ体験から作られた曲や実験的な曲があり、攻めている感はあるが

今までのビートルズっぽさも残っており、聴きやすいアルバムだと思う。

個人的には一番好きなアルバム。

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THE BEATLES(英1968年11月22日発売 10枚目)

通称ホワイトアルバム。オリジナルアルバム唯一の2枚組で、相当ボリュームがある。

定番曲もたくさん収録されているが、個人的には一枚目の「ディア・プルーデンス」

と二枚目の「へルター・スケルター」「グッド・ナイト」がおススメ。

寄せ集めだとか評価されていたり、当人たちも

まとまりがないと言っていたりするが、このアルバムをお気に入りに

上げる人は多い。

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アビイ・ロード(英1969年9月26日発売 11枚目)

彼らの作品を制作してきたスタジオの名前を冠したアルバム。

なんといってもB面のメドレーがシビレる。

未完の曲たちをこんな形で完成させるバンドはビートルズ以外はいない(たぶん)

そして、メドレーの最後の曲が「THE END」であり三人のギタリストたちが

それぞれの個性豊かなギターソロを回して終わる。ちなみにリンゴも

無理やりドラムソロやらされている。本人はドラムソロが嫌いらしい。

ジャケットも超有名で、この横断歩道をいつか渡りたい(本気で)

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レット・イット・ビー(英1970年5月8日発売 12枚目)

出来がイマイチで、一旦お蔵入りしたがプロデューサーのフィルスペクターによって

完成し発表されたアルバム。

フィルスペクターによるアレンジに一部メンバーと関係者が

不満を抱きつつ発売された。2003年には不満とされる部分を取り除いて

「レット・イット・ビー・ネイキッド」として発表されている。

とはいうものの、素晴らしいアルバムだと個人的には思っている。

コンサート活動をやめていたビートルズが突如として自身の会社の屋上で行った

ゲリラライブでの演奏もこのアルバムでは聴ける。

解散直前の4人であったが、そんな事が信じられないほどの

アンサンブルが聴ける。ビートルズはライブバンドであり

ロックンロールバンドであった証明的作品となった。

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まとめ

今回の記事のまとめとして

ビートルズとは

リバプール出身のバンドで20世紀最大に世界中を熱狂させた。

誕生から約60年、解散し新譜が出せない今もなお

ファンを増やし世界中で彼らの音楽が鳴り響いている。

数ある作品の中で「リボルバー」「THE BEATLES」「レット・イット・ビー」

「アビイ・ロード」この4枚から聴き始めれば良い。

という事でした。

この記事がきっかけとなりビートルズを聴いて好きになって下さる方が

一人でもいれば、大変うれしく思います。

ではでは!

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