こんにちは。
この記事は、社会人になってバンドを組みたいけど
躊躇して、一歩踏み出せない方向けの内容です。
僕自身も、学生時代から高校卒業直後まではバンド活動して
バンドが解散してからは10年ほど、バンドから離れていました。
しかし30歳の時に、もう一度バンドをやってみようと決意し
0からバンドメンバーを募集して、ライブをするところまで
進めることができました。
メンバー募集してメンバーが集まってからも
色々なことがありましたが、10年のブランクから再び
動き出す時が、一番大変だったかなと思います。
僕自身の拙い体験の記事ですが
この記事を読んで、ブランクはあるけど勇気を出して
再び音楽の世界に飛び込んでくださる方や
色んなしがらみや環境によって、バンドを組むことに
躊躇されている方が、よっしゃいっちょやってみっか(孫悟空風)
と動き出さしてくだされれば、幸いです。
躊躇するんだったら、、、絶対やるべき!
結論を言うと、もし現時点でバンドを組もうか躊躇しているんだったら
絶対にやるべきだと思います。
厳密に言うと、バンドを組もうと行動し始めるという事です。
僕自身は、これからの内容を理由に10年間、バンド活動から
離れていました。
でもその事が、自分自身を良い方向へ進む事はありませんでした。
逆に、若い世代の子たちが一生懸命頑張ってバンド活動していたり、
プロじゃなくても、SNSなどで発信するのを見て
めちゃくちゃ嫉妬したり笑
あいつらは良いよなぁ、バンドできてと
出来ない理由を正当化して愚痴ったり、もう最低の大人ですね。
今、迷っているという事は今後も迷う
結局、自分の中で決着つくまでやり切っていないから
迷うのであって、僕は中途半端で終わらせた事で
10年間もそんな事を、ことあるごとに感じては
落ち込んでいました。
だから、30歳になった時に何の繋がりも
なくなっていましたが、この迷いに決着をつけようと
動き出しました。
時間がない?
今、僕の周囲にもバンドをしている事を伝えると
「へぇ~、時間あって良いね」
て言われます。
僕は、20代半ばで結婚して子宝にも恵まれていました。
仕事はなかなかのブラックな会社だった為、
終電で帰る事もありましたし、その他にも
定例で仕事以外の動きもありました。
「時間がない」
まず、躊躇する大きな理由の一つかと思います。
でも、本当にそうでしょうか?
僕自身も漠然とそう考えていました。
そこで自分に問いました。
逆に今の状況、環境でバンドに使える時間はどれくらいある?
学生の時みたいに毎日は無理、、、でも
一か月に二時間スタジオ練習するのはどうか?
おそらく世の社会人だって、そんなに時間があるとは
思えないし、同じ条件でできる人を探してみよう。
そう考えると前向きになってきました。
一か月に一回が無理なら二か月に一回だって良い。
今の状況で自分にできる時間を見出してみるのは良い方法だと
思います。0と1では雲泥の差があります。
たしかに、スピードはゆっくりかもしれませんが
積み重ねていく事で前進していき、それを実感すると
達成感や充実感を得ることができます。
それでも本当に時間がないという方は
「時間」を作る意識を持ってみてはどうでしょうか?
僕自身も、いつか時間ができたらやりたいと思っていた時期が
ありました。ただ、時間は自然にはできないと気付きました。
社会人として父親として無限にやる事はでてきます。
そこで大切なのは、今生活の中で必要性を感じて時間を割いている様に
バンドにも同じ価値観で時間を振り分ける事だと思います。
この時間が仕事と同じくらい大切な時間なんだと。
この部分は、誰も手を貸してくれません。自分自身で作るしかありません。
人生には時があると思います。
どうしても、時間を空けられない時期もあると思います。
その時は、時期を見るのも必要だと思いますし、その時にも
出来ることはあるので、準備期間としてどこまでも前向きに
捉えていく方が価値的だと思います。
お金がない?
当たり前ですが、活動するには、お金が必要です。
スタジオ使用料、交通費、楽器代、機材代、ライブ参加費などなど
特にお小遣い制度の世のお父さんは、かなり辛いかもしれません。
ここも時間と同じで、意識して捻出する事が大切だと思います。
その他は、よく調べてみる事をおススメします。
ギターや機材も昔では考えられない値段で売られていますし
レンタルもあります。昔よりもっと活動しやすくなっています。
また、ライブをする場所もライブハウス以外にも
たくさんあります。ちゃんとPA付きのライブバーもいっぱいあります。
そういう所はライブハウスよりグッと安い料金で
演奏させてくれます。
僕たちのバンドも、最初のライブはライブバーでした。
一人500円で演奏させてくれました。
まずSNSやネットで情報を集めていけばきっと道は開けます。
自分の事は自分で決める
躊躇する理由に
「もう、いい歳だし」
「夢見る年齢でもないしな」
「今更、バカにされないかな」
とかは、ないでしょうか?
僕は大いにありました笑
誰にもそんな事言われたことがないのに
勝手にそうやって思い込んでいました。
バンド活動を始めて、弾き語りの活動も始めたんですが
その時に弾き語りバーで出会った方達は
自分の父親よりも上の方達が何人もいました。
しかも、めっちゃうまい。
正直、まだまだ自分が若造で
こんなアーティスト達がいっぱい世の中には
いてるんだなと感動しました。
演奏していない時は、飲んだくれのオジサンたちですが笑
年齢なんて、躊躇する理由になんかならないんだなと思いました。
むしろ年老いたとしても、
バーのママを口説いて(全然相手にしてもらってませんでしたが笑)
ひとたびステージに上がればアーティストになる
こういう大人はめっちゃカッコイイなと思います。
周りに何を思われるか、、、そんな事は自分自身にはわからない。
他人の心を読み取る事は僕にはできません。
考えても、わからない事を悩む事が無駄だなと気付いてから
考える事をやめました。そのかわり、自分はどうしたいのか?
自分の事は自分にしか決められない。そう思ったんです。
終わりに
人生は一律には、決められないと僕自身も思っています。
本当に時間がない、お金がない、やりたくてもできないという
方もいらっしゃると思います。
上にも書きましたが、時期の問題もあります。
また家庭のある方は、家族の理解や協力も必要となります。
僕が最終、バンドを再びやり始めようと決めた理由が一つだけあります。
それは、今、身体的にも健康で、経済的にも裕福ではないがバンドに回せる
お金も頑張れば捻出できそう。子供もまだ小さかったのでお金が掛からない時でした。
もし、この先、状況が変わり本当にできなくなる
時が来るかもしれない。その時に、あの時やっておけば良かったと
後悔する事が絶対に嫌だと強烈に自分の中で湧き上がってきました。
挑戦して、仮に途中でダメになっても、行動した事が必ずプラスにはなるだろう
と思ったんです。バンドを組んで、なにかしらの理由で辞めざるを得ない場合も
僕の人生において、バンドはそういう位置にあるんだと確認するためにも、
まず始めようと思いました。
ここからが、なかなか大変でしたが素晴らしいメンバーと出会えて
バンド結成して7年目を迎えています。進み具合はとてもスローですが
確実に前進している実感を毎日噛みしめています。
この記事を読んで少しでも、バンドやりたい!という気持ちの
後押しになれたらと嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。