映画「ハリー・ポッター」を全部観て思ったこと。

映画「ハリー・ポッター」が大ヒットしていたのは私も知っていました。

ただ、詳しい内容なんかは知らず、おそらく一作目の予告をちょっとだけ観て

可愛らしい少年が箒に乗って、飛び回ったり魔法を使って摩訶不思議な事を

やってのけたりする、ほのぼのファンタジー物だと思ってました。

奥さんが、息子と観る時に「絶対おもしろいから一緒に」と最初は全然気が乗らなかった

んですが、観始めると最初からドはまりして、その後ほぼ毎日シリーズを

観て一気に最後の「死の秘宝パート2」まで観ちゃいました。

今回は個人的に何故ここまでハマったのかをまとめてみました。

現実とファンタジーの境目が曖昧。

舞台はイギリス。

映画を観るまでは、世界も完全にファンタジーで魔法の国が舞台なのかなと思ったら

現実世界から話は始まる。現実世界の裏(隣?)に魔法の世界があって、そこを行き来する

事が出来る。

中世的な雰囲気が残るイギリスの街並みも違和感なく世界に没入できる要因かなと思う。

この曖昧な世界観の狭間で展開されるドラマが、もしかしたら本当にこんな世界があるのかも

と錯覚させられる。

家族愛、友情が最後まで貫かれている。

ハリーは幼くして、父母をヴォルデモートに殺されている。

この父母がハリーを見守ってくれていて、たまに助けてくれたりする。

ほとんど記憶のない両親を信じて、困難を乗り越えていく家族愛。

また、魔法学校の親友ハーマイオニーとロンがずっとハリーとともに幾多の試練を

乗り越えていく友情愛。

個人的にはこの二つのテーマが大きい物語なのかなと思います。

途中、恋愛の部分も出てくるんですがそんなに重要じゃない程度に描かれていて

とても好感が持てました。

たまに、映画やドラマで恋愛がテーマじゃないのに恋愛要素ぶち込んできて

そのおかげで大事なシーンが尺の問題であっさり終わっちゃったりして

「結局、そこいる??」てことないですか?w

ハリー達の成長を観ている。

実際、一作目の「賢者の石」から「死の秘宝パート2」まで10年かけて制作されているので

出演者も子供から青年に成長している。

話的にも思春期があったり、それこそ恋愛があったりと子供の成長を観ている感覚になっていました。

もし、この映画を子供の時に観ていたら間違いなくハリー目線で観ていたでしょう。

でも、親になった今観ると確実に父親目線で観ていました。

そんな楽しみ方もできる映画だと思います。

原作には、もっと詳細が載っている。

児童書にしては、結構なボリュームの本なのかなと思う。

それを2時間にまとめるには、やはりカットしていかないといけない。

原作を読んで初めてこの物語を知ることができる。

つまり、映画は本のあらすじなのかもしれない。

さっそく原作を読み始めている。

まとめ

とにかく、先入観を捨てて映画を一度観てみることをおススメします。

やはり大ヒットしたものは、ヒットするだけの理由があり

おもしろかった。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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