158㎝の僕がMR.BIGに成る道①

またしても「見切り発車」な事を始めようと思う。
今年に入って手の手術をしたり、引っ越ししたり、シンエヴァを観に行ったり
して(本当に完結して良かった)全然ギターを弾いてなかったが、最近また練習熱が出てきた。
しかも、何度も挫折した速弾きに挑戦したくなってきた。
僕の中の速弾きヒーローは、MR.BIGのポールギルバート先生ただ一人だ。
いや、あまりメタルとかハードロックを聴かないので知らないだけだが、とにかくMR.BIGは大好き。
「Daddy,Brother,Lover,Little Boy(The Electric Drill Song)」
「Colorado Bulldog」
この二曲をとにかく弾けるようになりたい。そう思って高校生の頃から何度もコピーに挑戦するが
挫折を繰り返してきた。
速弾きの基本練習として、めちゃくちゃゆっくりのテンポに落として正確に弾くのが良いと何かの動画で見たので、超スローテンポから始めてそこそこのテンポまで上げても弾けるようになった。
しかし、そこから一向にスピードを上げられない。運指も覚えたけど、スピードを上げると引っかかっちゃう。今の限界のスピードを繰り返し弾いていたら、やがて弾けるようになるのだろうか?
疑問に思いつつ、毎日練習を続けていた。

何か違う気がする。
毎日、何時間も練習しているわけではないが、やっぱり技術が向上していない気がする。
ギターは練習していると、その日は弾けなくても次の日になると少し滑らかに弾けるようになってたり
音が綺麗に伸びていたりと、微妙に成果が出ていた。
だけど、ある程度の所にいくと全く上達していない気がしてきた。
もともと、気合いと根性で何とかなると思っている人間なので分析なんかしない。
反復さえしていれば、自然にできるようになる。そんなおバカな考えだったが、ここにきて
考えを改めないといけない気がしてきた。
これまで、速弾きの教則本も買ったことがあるのだけど、最初のページすらできずに本棚へ。
きっと本自体は素晴らしいはず。
そこで初めてポール先生の奏法を研究している人のYouTube動画を見るようになった。

まずは指筋トレ。
速弾きYouTuberギタリストといえば西尾知也先生しか思い当たらない。
例のごとく、他を知らない。
とにかく、トークは面白いしさらっと弾くフレーズがやたらお洒落。見た目とのギャップも好印象。
是非、知らない人は見て欲しい。
西尾先生の動画にこの二曲に触れているのがあった。

プロのギタリストでもこんなに苦労して練習して、それでもまだまだ追及しているのがわかる動画。
そんな曲なのに、一日ちょっと練習したくらいでできるはずがない。


逆に安心した!!

そう、できなくて当たり前と思うと逆に可能性を感じる僕でした。
つまり、この動画を初めたくさんのプロギタリストの方々が挑戦されていて、悲鳴を上げているのだが
僕はそこまでいってない。→まだ限界に達していない。→まだいける!!
超ポジティブなんです。

まず、これをきっかけに他にも動画を観た結果、左手の指の力の重要性がわかった。
超人的スピードで指を動かすには、それだけの筋肉がいる。筋トレだ。考えたら、そのまんまかもしれない。以前、オンラインでギターのレッスンを受けた際にも先生から同じ事をいわれたのを思い出した。ちょっと、忘れがちになるのだが指筋、そして握力それに加えて西尾先生は腕の筋肉もいると他の動画で言っていた。
結局は、反復練習に行きつくのだが理由、目的がわかると練習のモチベにも関わってくる。
そして、右手のピッキングの力も言っていた。これは、他の教則本やギターレッスン動画では聞いた事のない内容だった。一般的によく聞くのは脱力する事。でも西尾先生の場合は逆で一発目の力を入れる。6連16分の速弾きフレーズがあったら、最初と三つ目を強く弾いて残りを余力で弾く。

指筋強化練習。
他にも人差し指を固定して、中指、薬指、小指でトリル3分間耐久練習というのも提案されていた。
ご本人は1分しか無理って言ってるのにwww
これは、かなり効く。

まとめ。
という事で、まずは体つくりならぬ指筋つくりに徹してみる。
努力は必ず報われると、先日水泳女子の池江選手が五輪出場を決めた時のインタビューで
涙ながらに言っていた。奥さんと何回もその後同じ映像を各ニュース番組で見る度に泣きながら見ていた。
技術は人を感動させる。そこには、誰も知らない努力がいっぱい詰まっているから。
その努力をしたいと今は思っている。
いつの日か、ここで動画を上げたいと思う。
がんばろ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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